教育

教育概要

学生のための学習支援

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基礎から先端技術へ

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工学部系を目指す人へ - 工学部に入って学べることは無限大。

ライト兄弟が初めて飛行に成功したのは今からちょうど100年前。まだほんの100年しか経っていませんが、現代の科学技術は火星から鮮明な画像を入手できるほどに発達しました。一方で環境問題に代表されるようなさまざまな問題を引き起こしているのも事実です。これは「工学」という学問自体がまだまだ成熟していない「若者」であることが要因の一つだと考えれます。みなさんも、日々いろいろな不安や葛藤を感じていると思いますが、工学も同じ状態なのです。不安定な思春期にあり、発展途上の段階なのです。

ところで、「時代」という英単語には、period と epoch の2つがあります。period は同じシステム・体制が安定的に続く時代。epoch というのは、そういった体制が急激に変化する時代です。現代が epoch に当たることは、みなさんもお感じだと思います。今、工学を含めあらゆる学問や社会システムが急速に変化しつつあります。そんな時代にみなさんは大人になります。「大人になる」というのは自分以外の人やことのために生きられる人になるということだと思います。大学は、そのための最終的な教育を行うところです。どんなことで社会に貢献できる大人になるか、それが大学選びの一つの重要な視点になるのではないでしょうか。

四季折々の自然にあふれた福井。そのような恵まれた環境にある福井大学の工学部で学ぶことは、これからの工学に求められる「人・社会・自然の関係性」を実感しながらじっくりと自己を確立するのにとても有効です。

環境を踏まえた工学の可能性

成長期にある「工学」を定義することは非常に難しいのですが、あえて定義するならば「技術を操作する学問」といえるでしょう。技術とはものを作るだけではありません。小説を書いたり、スポーツをするなどいろいろな技術があります。技術をあるところに、支援の余地があれば工学は存在します。また、Art という言葉には本来、「技術」と「芸術」の2つの意味がありました。今は、再びこの2つの意味の統一を図る時代なのではないのでしょうか。美徳には、真・善・美があるといわれますが、科学には真理の探究から始まりましたが、真であれば何をしても良いのではありません。善意を持って科学を活用することが大切です。さらに、技術には美しい生活環境の創造も求められています。真・善・美を取り入れ、工学を信頼される人類の叡智に育て上げる時代です。みなさんは本当にエキサイティングな時代に生きているのです。