建築・都市環境工学科

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「建築・都市環境工学科」について

福井大学の改組に伴い、旧「建築建設工学科」は、2016年4月から「建築・都市環境工学科」に変わります。

新学科設置の趣旨

今日のわが国では、東日本大震災からの復興、続発する豪雨等の自然災害、高度経済成長期に建設された社会基盤施設の老朽化、人口構造の変化等の社会状況を背景として、建築技術者ならびに土木技術者となりうる専門的教育を受けたより多くの人材が求められています。

旧「建築建設工学科」の教育プログラムは2007年より日本技術者教育認定機構(JABEE)の認定を受けており、建築および土木分野に求められる人材を育成する教育プログラムとして評価を得ています。しかしながら、近年の地球環境ならびに社会情勢の変貌に基づく新たなニーズに柔軟かつ適切に対応するためには、従来の教育内容のままでは対応できない点も認められます。

そこで、これまでの「建築建設工学科」を継承、発展させて「建築・都市環境工学科」とし、永年にわたり培われてきた建築と土木の専門性に根差しつつも、成熟社会化に伴い新たに顕在化しつつある課題、すなわち社会基盤施設の維持管理や保全、防災・減災に資する国土の強靭化,少子高齢化に対応した健康増進社会の実現、環境調和型の生活空間の構築等に即した教育内容に改善し、安全で安心な社会生活環境の実現に貢献する実践力ある人材を育成することを目指します。

新しい「建築・都市環境工学科」は、建築学コースと都市環境工学コースの2コースで構成されます。建築学コースは建物及びその近隣を、都市環境工学コースは都市、地域、国土などを主たる対象としますが、コース専門科目のみならず両分野に関して幅広く学ぶことのできるカリキュラムとしています。

学科の歴史

私たち建築・都市環境工学科は「建築」と「土木」の枠にとらわれない学科づくりをおこなってきました。

旧建築学科は1923(大正12)年に創設、1968(昭和43)年に建築と土木の総合化を目指した旧建設工学科が設置され、1989(平成元)年に両学科を発展的に統合・再編して環境設計工学科、1999(平成11)年に建築建設工学科となりました。そして2016(平成28)年4月より建築・都市環境工学科となります。

学科の理念

本学科の専門分野には、まず地震・台風・洪水・豪雪などの自然の力に耐え、また人間の生理的・心理的欲求を満たすよう、環境を構成する多種多様な要素の諸特性を明らかにする自然科学的分野があります。

一方、環境と社会との相互関係の問題も含めて、人間の生活や環境の発展のメカニズムを解明する人文・社会科学的分野もあります。そして環境を実現する理論と方法を追及する計画・設計・施工やデザインの分野もあります。

本学科では、このような人間関係と地域の発展と共生に貢献しうる総合的な地球生活空間構築のための研究と技術者の育成を目指しています。

育成しようとする自立した技術者像

建築・都市環境工学科では、建築学と土木工学の両専門分野の蓄積を基礎におき、両者の融合・統合化させることによって、新しい視野で社会環境、自然環境の中での生活空間の本質を理解し、国土・地域の持続的発展に貢献しえる総合的な生活空間構築のための教育を行い、次に掲げる技術者を育成する。すなわち、自然、歴史、文化等あらゆる面から生活空間の本質を見極め、そこに潜む問題とあるべき方向を探り出そうとする指向性と探求心、その上で問題の解決と望ましい生活空間の創造や自然環境の保全に関わる幅広い専門知識を備え、それと同時に、新たに顕在化しつつある課題すなわち社会基盤施設の維持管理や保全、国土の強靭化、少子高齢化社会への対応、環境調和型の生活空間の構築等へ貢献できる、安全で安心な社会生活環境の実現に貢献する実践力のある人材を育成する。